楽しく力のつく授業の創造
国語の授業の進め方に困っていませんか？　教材の何を教えたらいいか悩んでいませんか？
確かなことばの力をつけたいと願う先生方に、おすすめします！
内容：各学年の物語や説明文教材の実践と教材研究、漢字や文法、作文の指導法や実践例、作家の特集、「一読総合法」のわかりやすい具体的な入門講座、教育研究者の論文や研究の紹介　など
本体価格：1,400円+税／96頁／A5判型
著者名：児童言語研究会

目次：【一読総合法の魅力について】
いつも一読総合法がそばにあった●井上正三
【一読総合法について】
「共同の読み」とは何か？●大場博章
【特集】アカデミーシンポジウム特集
〈概論〉「モチモチの木」（光村図書3年）の授業提案●三輪聡
絵本にある題材での読みの授業化●鎌倉博
「いきいきと話し合い学び合う三輪学級の授業」から学ぶ●渡辺真由美
「児言研第59回夏季アカデミー」シンポジウムに参加して●橋本優志
「モチモチの木」を通しての成長●伊邉悦代
【実践の広場】
教師も子どもも初めて出会った一読総合法●松原拓哉 「少年の日の思い出」（ヘルマン・ヘッセ作/光村図書1年）●藤牧由佳
【支部のページ　埼玉支部】
AIの発展が学校現場をどう変える？●大山友生人
【中学教材を一読総合法で】
平家物語「敦盛の最期」を読む―戦いの非条理を知る●福田実枝子
【教材ふかぼり】
「スーホの白い馬」（光村図書2年）―近くて遠い国モンゴルのお話を読む●田邉厚子
【論文】
　小学校「新教科書採択」に関わる諸問題●杉山豊
略歴：子どもたちの国語力、ことばで考える力を育てるために「一読総合法」という自力読みと集団での話し合い活動を基盤とした授業を提唱し実践する活動に取り組む。また、ことばによる認識力を高めるために、作文、文法、漢字や語彙指導など国語教育全般について研究している。国語教育に関心があればだれでも参加できる。